コロナ禍の長い梅雨も終わり、ようやく夏の光りがやってきました。
そんな7月30日発売の「Lightning」に北杜市小淵沢町のランタサルミNK様邸が紹介されています。
タイトルは「今こそもっと家を楽しもう!」です。
紹介ページはこちらです。
NK様邸は、もともと、子育て世代の家族が、自然の光に包まれて楽しく暮らせるように計画したプランなので、ぴったりの企画でした。
正直なところ、まさか弊社のようなマイナーな会社に全国紙からお声がかかるとは・・笑、と思いつつ、好きな本でもありましたし、投稿させていただきました。
いろんなところで、こちらのプランのお話は書いていますので、こちらでは、少し趣を変えまして、計画段階からのお話を少しさせていただきます。
ここの土地に初めて立った時の写真です。
この土地に立った時に、なんだかもうすでに、家の柱が立っているような木立のバランスを感じました。
それから、こちらの富士山の見える眺望です。
家の富士山側は、谷形状になってまして、おそらくこの先眺望を遮るものが建つことは無い土地でしょう。
という環境からスタートしまして、この杉木立を伐採して、そのまま製材所へ運んでもらい、人口乾燥をかけて、この家のための柱を作ることにしました。
上棟時、杉木立が、この土地に戻ってきます。
そして、完成。
光も眺望も戻ってきました。
家族の生活が始まります。
戻ってきた杉木立も、もちろん節の無い銘木ではなく、どちらかというと節の多い木材ですが、家族が安心して暮らせる自然光に包まれた住まいを支えてくれています。
というわけで、今回の紙面に紹介されている建物の、完成後にはわからないお話を、紹介させていただきました。
家づくりの過程で大切にしたところは、目には見えなくなってしまうことが多いですね。
その土地の木を利用することにどんな力があるのかは、わかりませんが、初めて計画地に立った時に感じた、光に包まれた居心地の良い住まいが出来上がったと思います。
そんな7月30日発売の「Lightning」、全国の書店やコンビニに置かれていますので、是非、覗いてみてくださいね!