こんにちは。
気持ちの良い晴天の続く山梨県ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、8月11日の山の日にちなみまして、長野県にある廻り目平キャンプ場を紹介させていただきます。
夏山らしい、いいお天気です。
高原野菜で有名な、長野県南佐久郡川上村の中心から、車で30分ほど山道を登っていくと、急に景色が変わります。
写真のゴツゴツした山は、屋根岩といわれる岩山で、 どうやら、ここが天国の入り口の目印のようです。
この写真を撮った時は感じませんでしたが、ふりかえってみると、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンにも見えてきます。
どうして、ここを訪ねてみたいと思ったかと言いますと、
現在、原村で工事が進んでいる、ランタサルミログハウスのオーナーN様のご主人が山がお好きで、よくここのキャンプ場をベースにして、山登りを楽しんでられるということで、以前にお話をしたときに、
「廻り目平のキャンプ場は、山登りや岩登りをする人にとっては、天国みたいな場所ですよ」
と、なんとも楽しげにお話をしてくださるので、これは、一度訪ねてみたいものだと思い、先週末に友達と一緒に一泊のキャンプに行ってきました。
入口ゲートを入ると左手には最初のリアルアトラクション?の岩山がそびえたち、写真ではわかりづらいですが、すでに二人のロッククライマーが岩山に挑戦しています。
キャンプ場の中に入ると、写真のようなマットを背負った人たちがたくさんいます。
初めて見ましたが、道具を使わずに自然の岩を登る、ポルタリングの際に、地面に敷いて落下した時の衝撃を和らげるものだということでした。
それほど大きくは無い岩ですが、ほぼ垂直で、ほぼ平な岩を、体だけを使って登っていきます。
木陰の遊歩道を歩くと、こんな感じの岩が、あちこちに点在し、様々なグループの人たちが、それぞれの岩と向かい合っています。
なんと、この自然の岩それぞれに「課題」と言われる登り方があり、専門のの教科書があるそうです。
ちなみに、この岩の名前は、「流れ岩」、こちら側の面には、2つのルートが、課題として書かれています。
みなさんそれぞれに、 美しい自然の中を歩いて、岩を探しては、課題に挑戦していきます。
お椀の中にいるような、不思議な地形のあちこちから、ワクワク感のある岩が突き出して、日常を離れ、心地よく閉ざされた空間になっています。
テントサイトもゆったりして、気持ち良いです。クライマーもいればファミリーもいて、皆さんそれぞれの時間を楽しんでいるので、笑い声が、あちこちから聞こえてきます。
テントサイトの脇には、きれいな小川が流れています。
キャンプ場全体が、山に囲まれたお椀のような地形になっているので、敷地内を数本の小川が流れています。
信濃川につながる、千曲川の源流です。
日本海に至るまでの水を供給し続ける自然の恵みは、ここから始まっています。
どの川もきれいで、水が冷たく、手をつけていられません。
家内に海パンを持たされたのですが・・
足首から先はムリです(笑)
林も、よく手入れがされ、きれいでした。
明るくて、気持ちの良い林のエリアもありました。
川上村のスーパーには、自然を楽しむ人たちのためのサポートショップもありました。
キャンプ場から15分ほど下った川上村のスーパーの駐車場内に特設?ショップがありました。
スーパーでは、出荷最盛期の高原野菜の農家さんたちとクライマーさんたちで、レジに行列が出来ていました。
先週末は、お天気にも恵まれて、たくさん人たちが、思い思いにそれぞれの休日を楽しんでいました。
この辺の駐車場を中心にして、様々な自然の遊び場が用意されたキャンプ場です。
キャンプから帰って、N様に報告したところ、「そこは、クライマーがクライミングに集中するための全ての要素が詰まっている夢のような場所ですよ」、とおっしゃっていました。
私たちは、山のほうへは行きませんでしたが、次回はぜひ、ゆっくり楽しみたいと思いました。
事務所のある、白州町から見る金峰山の日の出です。
ちょうど、この山の裏側で、たくさんの人が集まって、楽しい時間を過ごしているんだと思うと、また見方も変わってきますね。
山梨に来て28年になりますが、昔から好きだった金峰山の稜線です。
廻り目平キャンプ場には、はじめて訪ねましたが、また、この山が好きになりそうです。
ぜひ、皆さんも訪ねてみてくださいね!
今日は、「金峰山の向こう側には、天国のような場所があるらしい・・」というお話でした。
それでは、また。